インターネットのサイトの中には、あまり名前の知られていない中小規模の消費者金融にまぎれて悪質なサイトはあると聞きました。そう言うサイトに引っかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか？そう言うサイトを特別に見分ける方法はありますか？
金融庁のサービスを利用して正規業者を確認する事が出来ます
まず事業認可されている業者かどうかを確認する方法は金融庁のホームページの登録業者情報検索サービスを利用して、正規に事業認可されている業者かどうか確認する事が出来ます。それぞれの業者の登録番号・所在地・商号・名称・代表者名・電話番号を確認する事が出来ます。
また登録番号を詐称（認可されていないのに違法に利用している）している業者の一覧表も確認する事が出来ます。だからおかしいと思った業者は、インターネットを使えば直ぐに確認する事が出来ます。
この方法で注意してほしいのは金融庁に登録したばかりの業者です。登録されている業者の中には、なんらかの理由で更新を許可されない業者もいますから、登録して１年未満の業者などは十分調査する必要があるでしょう。
そういう意味では金融庁のホームページで３年・５年、あるいはもっと長期間登録されている業者の方が信頼出来ます。違法サイトを確認するための一つの手段として覚えておくといいでしょう。
また、中小規模の消費者金融会社の中には正規に事業認可を受けて営業している会社も沢山ありますが、最近では大手の消費者金融会社のホームページを装って、利用者登録番号（ＩＤ）や暗証番号、銀行口座の口座番号などを取得しようとする悪意のある試みもみつかっています。
その種の情報についても大手消費者金融会社のホームページに、その手口などを詳しく紹介されています。そういう情報を頭に入れておく事も、被害防止の為には大切ですね。
そして、一般的に怪しいサイトの外見の特徴ですが一口に言えば簡素でしょぼいサイトが多いです。コンテンツも少なくて、それぞれ項目ごとの説明などもありません。カードローンは申し込みも簡単で手続きもシンプルです。
でもお金に関する契約ですから、金利・返済方法・提携ＡＴＭの利用方法に至るまで、けして内容は少なくありません。ホームページの１ページだけの情報でサービスの全てを紹介出来るようなものではありません。勿論、簡素なサイトがイコール違法サイトではない事は当然ですが、少なくとも違法サイトで大きなホームページ容量のサイトは見た事がありません。
【参考ページはこちら】
横浜で誰でも借りられる消費者金融があれば教えて！
申請者にとって悪質な中小消費者金融業者について
最近では多くの人がいろいろな理由でお金を借りるようになっています。その理由として、個人の場合生活費が足りないためといわれています。近年日本では正規職員の代わりに非正規雇用職員の採用が進んでいます。
非正規雇用職員とは、派遣社員や契約社員、パート社員などのことで、正規職員と比較してボーナスや福利厚生がない職員といわれています。そうした職員は、給与が固定されたり、ボーナスなどがないため、蓄えが少なく不測の事態に弱いといわれています。
（⇒その他の職業で働いている方と消費者金融）
そのため、お金がないときは消費者金融などの金融機関から借りるケースが多いといわれています。消費者金融は街中のいたるところに無人契約機やコンビニエンスストアーにキャッシングコーナーを設置するなどして利便性の向上に努めていると言われています。
また、お金を借りる際に担保を取らなかったり、連帯保証人を求めないなど、銀行などの金融機関と比較して非常にお金が借りやすい環境を整えていると言われています。そのため多くの人が消費者金融から積極的にお金を借りて生活費の補足にしているところです。
そうした状況の中、悪質な中小消費者金融業者が存在していることも言われています。悪質な中小消費者金融業者の特徴として、貸し出しにかかる金利が高いことが挙げられます。貸し出しの際の金利については法律で上限金利が決まっており、それ以上の金利を課す事は法律で禁止されています。
そのため、ほとんどの消費者金融はこの金利を守って営業をしているのですが、一部の悪質な中小消費者金融業者がそれを無視して高額な利息を取るといわれています。それ以外の特徴として、取立ての際に厳しい態度で接することです。
お金の取立ての際の時間帯なども法律などで決められていますが、悪質な中小消費者金融業者はそうした取り決めを無視して、借入者が嫌がる深夜の時間帯や早朝の時間帯などを選んで取り立てに来るといわれており、大きな問題となっています。
