新規でキャッシングしたいのですが、数か月前にクレジットカードで滞納してしまったので、どこに申し込むべきかで迷っています。銀行と消費者金融では消費者金融の方が審査が緩いイメージですが、実際のところはどうなんでしょうか? 審査で問われる内容とかやり方に違いはありますか? どちらに申し込んだ方がいいといったおすすめがあれば教えてください。
審査内容は同じだけど審査結果はそれぞれ
審査の内容には違いがないと思います。氏名や住所などの基本情報の他、勤め先や勤続年数、現在のお住まいの居住年数や家族構成、他からの借入についてなどが問われるでしょう。調べ方も同じで、信用情報機関への照会と勤め先への在籍確認があります。(こちらもご参考に→消費者金融審査の在籍確認ってどんな感じ?)
他からの借入や滞納の履歴などがあれば、どちらに申し込んでも結局は知られてしまいます。結果、審査に通るかどうかには違いがあるでしょうが、それは「銀行だから厳しい」「消費者金融だから緩い」と一概に言えるものではありません。
審査にかかる時間は、大手消費者金融やカードローンに力を入れている有名銀行なら短いです。基本的にはその日のうちに返事がもらえるのではないでしょうか。一方で地方銀行や信用金庫ですと、数日かかるかもしれません。
また、大手消費者金融でも状況によっては数日かかります。ちょうど混雑しているときに申し込んでしまったとか、在籍確認がスムーズにできない場合などです。
滞納されたというのは、どれくらいの日数で何回くらいでしょうか? 一か月以内の遅れが一回あったくらいなら、それほど心配されることもないと思いますよ。もちろん年収や勤続年数にもよりますが、銀行に申し込んでも大丈夫なのではないでしょうか。
もっと頻繁に滞納していたり、長期間の滞納になるとブラックリストに載っている可能性があります。その場合には、消費者金融に申し込んでも借りられないでしょう。つまるところ、自分が一番良いと思ったところに申し込めばいいと思います。
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個人向けカードローンでの消費者金融銀行審査ちがいとは?
個人の消費を手助けする事を目的とした個人向け無担保カードローンは、消費者金融や銀行等の様々な金融業者が提供している人気の商品です。事業性資金以外であれば、旅行や買い物、飲食等のレジャー目的での利用が認められています。
少額からの申し込みにも対応しており、結果が短時間で判明するスピード審査が実施されています。急に用事が入った時の利用に向いている内容です。
個人向け無担保カードローンは、20歳以上の安定した収入を得ている人を対象とした商品であり、フリーターや派遣社員、自営業者も利用できます。(こちらもご参考に→失業中でも利用できる消費者金融ってあるの?)
審査の申し込みに必要となる書類は、運転免許証や住民票等の身分証明書であり、希望額が多い場合は給与明細書等の収入証明書も求められます。担保物件や連帯保証人は、不要です。
審査は信用情報機関への照会が中心であり、これまでの取引履歴が重視されます。特に消費者金融の商品の場合は、即日融資が中心のスピード審査が行われており、信用情報機関への照会の結果で決定されるほど重要なポイントとなります。
他の金融業者からの借入残高は特に重視される部分で、借入残高が大きな金額となるほど利用できる可能性は小さくなっていきます。
銀行のカードローンの場合は、審査結果が判明するまでに数日間が必要となる商品も多く見られており、信用情報機関への照会に加えて銀行単独での審査にも時間がかけられます。消費者金融銀行審査ちがいは、内容ではなく時間にあるとも言えます。
審査に時間をかけるのは、貸し倒れのリスクを軽減するという事が理由です。担保や保証人が不要という事は、返済できなくなった場合の保障がないという事です。このリスクを軽減するために金利は高く設定されるのですが、銀行の商品は消費者金融のカードローンと比較すると低めの金利が設定されています。
審査時間を長くする事により、優秀な内容の商品提供が可能となります。ただし、今日中にお金が必要というケースには対応する事が出来ません。急いでいる場合には消費者金融のカードローンが適当であり、時間に余裕がある場合は銀行の商品の方が返済額が少ないのでお得です。