消費者金融を利用する人数は増加しているか

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消費者金融会社は一時不況に陥った事がありますが、その後消費者金融を利用している人の人数は増加の傾向にあるのでしょうか。

貸金業法改正後落ち込んだ利用者ですがその後増加の傾向です

消費者金融と言えばひと頃急成長を遂げ、利用者もピークを迎えていたが、2006年に可決成立し2010年に完全施行された貸金業法改正により上限利息の制限、総量規制、取立についての制限など経営に陰りが見え始め、加えて過払い金請求に応じなくてはいけなくなった為経営破綻する会社も少なくありませんでした。

今まで複数社での借入れをしていた顧客は年収の3分の1以上の借入れが出来なくなり、当然消費者金融会社も貸付をする為には年収確認が必須となり、その結果新たな貸付を出来なくなる顧客が続出しました。

上限利息も今までの29.2%から融資金額により15%~20%に引き下げられ、消費者金融会社は苦しい立場に追い込まれたのです。当然新規顧客獲得も難しくなり下降の一途をたどりました。そこで大手の消費者金融は大手銀行との提携によりイメージを一新する事になったのです。

銀行のグループになる事で、今までの消費者金融のイメージは変わり、安心感と手軽にATMで借入れが出来るスマートさで新規顧客も増えてきました。

銀行側は消費者金融の個人の小口融資に対するノウハウを手にいれ、消費者金融は大手銀行のネームバリューと資金面を手にいれる事でお互いのメリットとしています。もちろん顧客も大手銀行からの融資ならと借入れと言う後ろめたい気持ちが軽減されると言うメリットがあるでしょう。

その為に徐々に新規での申込み客が増えてきている現状です。追い風のようにTVコマーシャルなどの効果もかなりあるのではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
数社の消費者金融で同時に借りられる?

消費者金融を利用する人数が増加した理由とは

消費者金融というと、悪徳業者が行っている危ないものというイメージがいまだに残っており、身近なものではないという感覚を持った人も少なくありません。

しかし、様々な調査機関が調べたところ、現在、消費者金融を利用している人数はおよそ1400万にものぼるとされ、これは国民の9人に1人は利用しているという計算になります。

男女比の利用者の割合としては、7:3と若干男性が多くなっていますが、女性向けのサービスなどが増えた結果、女性も気兼ねなく利用できるようになっているといえます。

利用の目的も、サービス全体の利用者の3割程度が急な出費などで生活費が足りなくなった時の緊急資金として使っているというケースが多くなっています。

この場合、返すあてのある一時的な借り入れのため、借金が膨らんで返済に困ってしまうという悪循環に陥りにくいといえます。

こうした結果から分かるのは、現在においては消費者金融はそれほど日常生活とかけ離れたものではなく、一般的に利用されているサービスだということです。

では、なぜこのようなサービスが一般的なサービスとなったのでしょう。その背景にあるのは、まず2010年に行われた貸金業法の改正です。

これにより、それまでグレーゾーンだった年間の借り入れ限度額が年収の3分の1までと明示されることとなり、明らかに借金を返せないことが分かっている相手に対して高利で貸し付けを行っていたいわゆるヤミ金と呼ばれるような悪徳業者が大幅に減少したのです。

このように根本的な部分が改革されたおかげで、消費者金融でお金を借りることが危険というイメージが薄れて、一般的に利用されるようになったのです。

また悪徳な業者が減ったことによって、消費者金融業者同士間で情報を共有するシステムが確立され、業者の窓口だけではなくインターネットからの申し込みも可能になるなど、より簡単にお金を借りることが出来るようになったというのも利用者の人数が増えた理由といえます。

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