25歳の会社員の女性です。お尋ねしますが、銀行のカードローンは指定口座の振り込みは当然してくれると思うんですが、消費者金融会社はどうなんでしょうか。私のイメージだとカードを使ってのキャッシングだけというイメージがで銀行振り込みによる融資は可能ですか?
消費者金融会社でも銀行振込融資は行っています
消費者金融会社のカードローンは、カードによるキャッシングというイメージがあるかも知れませんが、銀行振り込みによる融資はかなり以前から行われていました。カードによるキャッシングと銀行振り込みによるキャッシングでは、それぞれ使い勝手に違いがありますので利用者の都合によるのでしょうが一般的にはカードを利用してのキャッシングが多いように思います。
その理由は振り込みによる融資を受ける場合は便利ですが、返済の時に振り込まないといけませんから、カードの方が扱いやすいという方もいます。
そう言う意味では一番便利なのが融資を振り込みでしてもらって返済をカードでやるという方法が一番簡単ですね。もっとも振り込みによる返済も振り込みカードを作れば簡単に出来ますが、余分なカードが一番増えるのを面倒に思う人もいるかも知れません。
銀行融資が有担保融資で、消費者金融会社が無担保でサラ金と呼ばれていた頃は、銀行と消費者金融会社は全く別の金貸業のようなイメージがありましたが銀行も無担保融資をするようになってからは、カードローンのサービス内容で銀行と消費者金融会社の区別はつけにくくなって来ました。
でも消費者金融会社よりも銀行の方が一般的に審査が厳しくて、金利が安いという傾向は変わってはいません。しかも消費者金融会社の多くは銀行と資本を共有したり、合併されたりして現在はノウハウも共有するようになりました。
さらに、銀行の中には独自に消費者金融会社を設立する銀行もあって、カードローン業界は多様化して来ています。
その為に銀行のサービスと消費者金融会社のサービスも、大手の会社はほとんど違いが無くなって来ています。また銀行のカードローンの信用調査会社は消費者金融会社がやっている場合が殆どです。ですから銀行のカードローンと消費者金融会社のカードローンを選ぶ時の一番大きな分かれ目は、総量規制の対象外かそうでないかという所が一つの大きな判断の為の要素になります。
それ以外でどちらかを選ぶ時は、金利を選ぶのなら銀行、借りやすさを選ぶのなら消費者金融会社という選び方が標準です。そして銀行か消費者金融会社のどちらにするかが決まってから、サービスの細かい所を比較して最終的に会社を選ぶ方法がカードローン会社を選ぶ時の一般的な手順です。
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消費者金融と銀行融資とどちらを選ぶがいいのでしょうか
消費者金融と銀行融資同じような個人への融資を行っているサービスですが、どこが違うのでしょうか。またどちらを選べばいいのでしょうか。消費者金融は基本的に無担保、無保証人の信用融資を扱っているもので使い道は自由です。
制約は少なく、何にでも使えますし、何に使ったかと言うような事後の報告も必要なく、領収書を提出する必要などもありません。非常に自由なローンです。それに対して銀行融資はそういう自由な融資以外に使い道を限定し、様々な条件をつける融資なども扱っています。
例えば住宅ローンなどです。自由度の低い融資はその分だけリスクが少なく、金利手数料が安くなっています。つまり自由に使えるお金を融資して欲しいのなら、高金利ではあるがカードローン、使い道が限定していても低金利の融資が必要なら、銀行融資ということになります。
しかし最近は銀行も消費者金融のような自由なカードローンを積極的に販売しています。その差は少なくなり、どちらを利用しても良い様にも思えます。
しかし本当にそうなのでしょうか。やはり差があります。簡単に言えば銀行融資は比較的低金利ですが、審査が厳しく誰にでも貸してくれるわけではない。それに対して消費者金融は信用情報上審査が通るかどうかきわどいような人に独自に融資するノウハウがあり、比較的審査が通りやすいと言う特徴があります。
つまりもし職業が不安定だったり、転職後間もなかったりする場合には、消費者金融が利用しやすいと言うことになります。逆にそういう信用状況が十分によければ、銀行融資を受けることで比較的低金利で利用できる可能性があります。この様に自分の信用状況に応じて選ぶことが重要と言えるでしょう。
しかしまた、融資金額が比較的少ない場合、具体的には50万円以下の場合には、どこで借りても金利などの条件はあまり変わらない可能性が高いのも事実です。その場合は返済しやすいなどの利便性から選んでも良いでしょう。
【参考ページはこちら】
銀行系のカードローンの場合、銀行は消費者金融?