消費者金融関連の記事でブラックという文字をよく目にします。でもブラックについて書いてある記事を読んでも書いている人ごとに説笑みの仕方が違うから読んでいても良く解りません。なんとなくカードローンの審査に通らな人だとか、信用情報に置いて信用のない人なのかなとは思いますが正直言うと良く解りません。ブラックってどういう人?
無理やり定義するとすればなんらかの問題がある人でしょうか?
あるカードローン会社の社員だった友人に聞いた所によると自己破産した人の事を、その会社ではブラックと呼んでいたそうです。(こちらもご参考に→破産してても借りられる消費者金融の口コミ)
ではそれ以外の人を何て呼んでいたのかというと、あくまでケース・バイ・ケースで対応してブラックという言葉は使わなかったそうです。しかも、この場合のブラックというのは、あくまで友人の会社だけで通用しているブラックの基準だったのです。
これで多少はブラックという物がどういう物かお判りになったのではないかと思います。つまり延滞を4カ月以上やれば、ブラック!、あるいは返済遅延を3回繰り返せばブラック、2回まではセーフというように、明確なライン引きはないのです。でも、それにもちゃんとした理由があります。その理由とはカードローン会社の審査基準が会社ごとに違うためです。
ここまで書いただけでもブラックって随分いい加減な固有名詞ですよね。ですからタイトルに書いたように、真摯に伝えるとすれば信用情報で、延滞とか遅延、または多重債務、あるいは債務整理でカードローンの審査に通りにくい人としか言いようがありません。なぜならこういう人にもブラックという定義がないんです。こういう人が審査に落ちたという事実があるだけなのです。
そしてブラックリストは存在しないと解説しているサイトでも、いつの間にかブラックリストという用語を使っています。ですからブラックを理解しようと思うのでしたら、カードローンの審査において「何らかの問題がある人」でいいのではないでしょうか?
明確にな定義もなければ、ブラックリストもありません。だからそう言うしかないんです。しかも、ある会社では審査に落ちても、同じ状況なのに、ある会社の審査に通ったりもします。つまりどこまで行ってもケース・バイ・ケースなんです。
(⇒消費者金融の審査基準ってどんな感じ?)
でもブラックと呼ばれるような人には共通する事項はあります。カードローンの度重なる返済遅延、3カ月以上の延滞、債務整理、三社、四社という複数の会社からの借り入れなどです。こうして見るとカードローンの審査に通りにくい人、あるいは信用情報に何らかの問題がある人をブラックと呼んでもいいのではないでしょうか、ブラックというのは明確な定義でななく、漠然とした総称なんです。
つまりタイトルに書いたように、カードローンの世界で借り入れをしようとする時に、その信用度に置いて何らかの問題がある人という程度の理解でいいでしょうね。
キャッシングできない?消費者金融ブラックとは
キャッシングの世界では、ブラックという言葉をよく聞きます。「ブラックだから審査に落ちた」「ブラックでも借りられる消費者金融」という具合です。といっても、ブラックリストという名簿があるわけではありません。消費者金融ブラックとは、過去に破産したり借金の返済を滞納したりして、その情報が信用情報機関に残っている人のことです。
信用情報機関にはKSC(全国銀行個人信用情報センター)、CIC、JICC(日本信用情報機構)の3つがあります。これらはCRINというシステムを通じて、消費者の個人情報を共有しています。借入金の返済が遅れたり、カードや分割払いで買物をして支払えなくなったりすると、それが記録に残ってしまいます。カードローンの申し込みがあると、ローン会社はCRINを使って顧客の信用情報を入手し、ブラックと判断した場合は審査に落とすわけです。
消費者金融ブラックになると、たいていの金融機関ではお金を借りられません。たまにブラックOKという消費者金融もありますが、間違って闇金に手を出すと悲惨なので、よくよく注意が必要です。
ブラック情報は永遠に残るわけではありません。たとえば自己破産や任意整理などで債務の免責が決定されると、CICとJICCは5年、KSCは10年で記録が消去されます。一般の消費者金融やクレジットカード会社などは、KSCのデータは見ないことが多いので、5年経てば新しいローンが組めるようになります。
ただし破産で債務を帳消しにしたカード会社には、「社内ブラック」として一生記録が残るので、まず審査には通りません。(こちらもご参考に→破産者でも利用できる消費者金融を教えて!)
なお借り入れをしていなくても、ブラック状態になってしまうことがあります。たとえば携帯電話の料金を何度も滞納したような場合です。理由もないのにカードローンの審査にどうしても通らない人は、信用情報機関に記録された自分の情報を確かめてみると良いでしょう。上記3つの信用情報機関では、請求があれば個人情報の開示を行なっています。
【参考ページはこちら】
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