私、消費者金融って正直怖いです。お金を返さなかったら取立てがきたり、自分の情報が変なところに渡ったり・・・と想像すると、「これはかかわらないほうがいいな」と不安しか感じません。友達は「大手の会社ならちゃんとしているし、違法なことはされないよ」というのですが、それは本当ですか?
大手ならまず適法に運営しているので安心です
「消費者金融からお金を借りると、予期しないトラブルに巻き込まれるのでは」という不安を抱いている方も多いはずです。
では、実際のところはどうなのでしょうか。一部の悪徳業者、すなわちヤミ金融はともかくとして、ちゃんとした貸金業の許可をとって運営している会社なら、利用するだけでは危険な目に遭うことはまずないでしょう。考えられるリスクについて、一つ一つ説明しましょう。
まず、「個人情報がどこか知られたくない場所に流されてしまうのではないか」ということです。結論から言えば、「ほとんどありません」が正解です。個人情報の保護に厳しいこのご時世、自分が消費者金融からお金を借りた、という情報や自分自身の個人情報が社外(信用調査機関除く)に流されることはまずないでしょう。
ただし、社内のシステムトラブルなどで情報が流れ出るリスクはあります。大手の消費者金融会社はこの辺にも相当気を使っているので、安心していいでしょう。
次に、「違法な取立てが来るのが怖い」ということも心配ではありませんか?それに関しても大丈夫です。貸金業法では、取立てを行うにあたって、人を脅したり、危害を加えたりすることを厳しく禁止しています。
よく漫画で見るような、「借金取りが何人もやってきてボコボコに殴られる」という風景は、貸金業法の枠に当てはめればアウトです。万が一、貸金業法の規定に違反する取り立て行為があった場合は、弁護士に相談しましょう。
行った会社に処罰を加えることができます。結論から言えば、「ちゃんと計画的に利用していれば、あまり怖いということはない」ということです。
【参考ページはこちら】
安心・安全に消費者金融を利用するためには
消費者金融は取立てが怖い?本当は怖くない
一昔前のドラマやマンガの中でよく出てきたのが、こわもての男性たちが家までやってきて、「借金を返せ!」というお決まりのシーンでした。
会社や実家に電話がかかってきたり、取立てが訪ねてきたり、生命保険に入らされ、「いざとなったら保険金で弁済してもらう・・・」などというのも、まことしやかに描写されることも多かったものです。
そのためか、今でも消費者金融でお金を借りるというと、こういった「取立てが怖い」、ひいては「消費者金融でお金を借りるのが怖い」というイメージを持つ人が多いようです。
しかし、実際は怖くないのです。このような取立ては、貸金業規制法という法律が平成18年に改正になった際に、法的に禁じられるようになったからです。
具体的には、夜間、日中の執拗な取立て行為、借り手の自殺による生命保険金での弁済禁止などです。「夜間、日中の執拗な取立て行為」の中には、就職先や実家などへの取立てや訪問する行為も含まれているため、これに違反すると、消費者金融は行政処分されてしまうことになったのです。
したがって、消費者金融からお金を借りても、怖い人が家に訪ねてきて生活を脅かすようなことを言ったりしたりすることや、会社や知人の家に行って社会生活や人間関係に影響するようなことをするということはありません。
もし返済が遅れたり、返済をうっかり忘れてしまうようなことがあっても、書面で督促が行われるため、嫌な思いをしないで済むようになっています。もし電話がかかってきても同様で、オペレーターや担当者からの事務的な電話連絡による返済の遅れのお知らせとなります。
(⇒消費者金融からの連絡に関するオススメ記事)
このように、借り入れをする人は、法的に守られているため、恫喝や脅迫を受けることはありません。ただし、だからと言って「返さなくても怒られない」と返済を滞らせることは、契約の不履行となります。お金を借りるときは、返済することを念頭に置き、計画的に契約をして、そもそも督促をされないようにすることが重要です。