いつも思うのですが、消費者金融の申し込みって皆さんどれぐらい時間がかかるものなんでしょう。広告だと「30秒で回答!」「即日融資!」と書いてあるから、すぐにお金が借りられるのかな、と思っていたのですが、自分の場合はやたらと時間がかかりました。時間がかかるのには何か理由があるんでしょうか?
何かしら、「審査を慎重にする」理由があるということです
「30秒で回答!」「即日融資!」など、消費者金融のホームページには、「審査にかかる時間はとても短い」ということを物語るキャッチフレーズが踊っています。事実、たいていの消費者金融は30秒とまではいかなくても、30分から1時間程度で審査の結果を回答してくれることが多いです。時間がかかっても半日程度で審査が済み、当日にはお金を借り入れることができる、というパターンがほとんどです。
では、申し込みが遅延する、とはどんなことが理由なのでしょうか。一言で答えましょう。「審査に時間がかかっている」ことです。審査に時間がかかれば、その後の手続きはどんどん遅れていきます。
(⇒消費者金融の審査に通りやすい人ってどんな人?)
そこで、審査に時間がかかる理由を考えてみましょう。まず考えられるのが、借入希望金額が大きい場合です。消費者金融の会社にとっては、多額の融資をすることになるわけですから、審査にも慎重になります。
すぐに回答してしまって、あとでお金を返してもらえない、ということになっては困ってしまうわけです。次に考えられるのが、信用情報機関に記録されている内容です。他社での借入があったり、過去に遅延や任意整理をしたりした場合、消費者金融の会社も貸すのには慎重になります。
そのため、申し込み手続きに時間がかかることになるのです。借りられない場合も多々あります。それでは、早く、確実にお金を借りるにはどうすればいいのでしょうか?それは、本当に必要な金額だけを、一つの消費者金融会社に申し込むことです。金額が少なければ少ないほど、申込件数が少なければ少ないほど、審査のハードルは低くなります。
【参考ページはこちら】
消費者金融会社の審査条件って何?
消費者金融への申込みの後の連絡を受けずに確認が遅延した場合
消費者金融に申し込んだ場合、それですぐにお金が銀行口座に振り込まれる、あるいはキャッシング用のカードが送られてくるということはありません。申込みのために必要な書類をすべて送った後、折り返しの消費者金融からの連絡を受ける必要があります。
では、その折り返しの連絡をいつまでも受けなかったらどうなるのでしょうか。たとえば、貸金業者に申し込みを行った直後に急な用事が出来て、海外へ行くことになったという場合、海外で使える携帯を持っていかなければ連絡を受けることは難しいです。
消費者金融としては、申し込んできた人とずっと連絡が取れない場合は、基本的にはその申し込みをキャンセルするということになります。どれぐらい遅延するとキャンセル扱いにするかというのは、会社によって変わってきます。
なぜ、申し込みがあったのに、キャンセルしてしまうことになるのかというと、コストの問題です。たとえば、申し込みをしてきた客が海外に行っていて連絡が取れなかったとします。
しかし、このことを貸金業者側が知らなかったとしたら、とりあえず、毎日、申込書に書かれている申込者の電話番号に電話をかけるということになります。もし、いくら時間が経ったとしてもキャンセル扱いにしないということだと、連絡が取れるまで毎日、電話をかけることになってしまいます。
(⇒消費者金融からの連絡に関するオススメ記事)
こういった、連絡を取れない人への連絡が重なってしまうと、その分、無駄な時間が取られてしまうことになり、残業などをしないといけなくなってしまう可能性が出てきます。
そうなれば、会社は残業代を支払わないといけなくなってしまうので、無駄なコストが発生してしまうというわけです。そういったことを避けるために、連絡が取れない人に対しては、一定の期限を設けて、キャンセルにするわけです。
なので、申し込んだ後に急用が出来て、折り返しの電話に出ることが出来なくなったという場合は、そのことを貸金業者に連絡して、後で申し込みを再度行うという風にした方がいいでしょう。