消費者金融の異動情報ってなに?あるとまずいの?

先日、念願かなって希望通りの物件を見つけることができたので、住宅ローンを組もうと手続きをしておりました。そこでふと気になったので信用情報? がどうか銀行の方に相談してみたところ、「異動があるのでちょっとむずかしいですねー」と言われました。

なんだかんだ言ってその場で手続きを進めることができなくなり、困っているのですが、この消費者金融の異動情報ってなんなんですか? あると、まずいんですか?

消費者金融の異動情報は、いわゆる金融ブラックを示す状態です

大変残念なことなのですが、今現在のあなたの状況というのは、融資を受けたりローンを組んだりキャッシングをしたり、もしくはクレジットカードを作ったり。そういった金融機関サービスの利用を行いにくい状況になっています。

ブラックリスト、なんて言葉を耳にされたことはありませんか? 金融ブラック、なんて言い方をする方もいらっしゃいますが、ブラックと付いていて良いことがあるのは、クレジットカードと戦隊物の味方くらいのものですよね。

この場合、金融機関から見たあなたの金銭的な信用というのは全く存在しない、ということになります。では、もう少し詳しい話をしていきましょう。

ローンを組んだりキャッシングをしたり、それこそクレジットカードの申し込みをすると、各種の金融機関はまず個人の信用情報というものをまとめているところに問い合わせをします。

これは、これまで借金をしたことがあるのか、延滞をしたり借金の踏みたおし、自己破産などをしていないか、クレジットカードなら毎月の利用があってきちんと返済できているのか、などをチェックしている機関です。

法律が改正される前までは、こういった信用情報を扱う機関というのは独立していて情報の共有をしていなかったのですが、今は総量規制といって年収の3分の1までしかキャッシングできないようになっています。

誰がどこからどれくらい借りているのかわからないと、金融機関はこういったことを判断することができないので、今はどこも情報を共有している訳です。

そして、信用機関の情報に異動情報がついていた、ということは、返済の延滞などがあった、ということを意味しています。誰にでも異動がついている訳ではなく、これまで一度も金融事故や延滞を起こしていない方であれば何も書いてありません。

ですが、何か問題があると、この異動をつけられてしまうのです。信用機関の情報を見てローンを通すかどうかを金融機関は審査しますので、たとえあなたの年収が高くても、異動がついているだけでほとんどのローン、キャッシングを利用できなくなってしまうのです。

ただ、この異動情報もいつまでも残るということはありませんのでご安心ください。通常5年もすれば期間満了となり異動情報はなくなります。そうすると何の問題もなく融資を受けることができるのです。

この異動、ご利用になっている金融機関によって、どれくらい厳しくつけられるかがまちまちです。支払いの催促をしてすぐに支払えば登録しないようなところもある一方で、一日返済が滞ったらすぐに登録するところもあります。

盲点なのが、携帯電話の割賦料金です。ここは結構厳しいことが多いので、知らず知らずの内に異動がついている、なんて人もいます。

中には信用情報の開示をしないところや、金利が高い代わりに審査が余りところもありますので、ローン自体を諦める必要はありません。気になる場合は、異動情報が消えるまでちょっと時間を置きましょう。

消費者金融の利用で『異動情報』がついてしまった

皆さん、「異動情報」という言葉をご存知ですか。

異動情報とは、巷でよく聞くことがある「ブラック情報」のことです。

いうなればブラック情報の正式名称といったところでしょうか。

この異動情報は、個人信用情報機関というところに利用者の情報として、支払い完了日から5年間保存されることになります。支払いが完了していなければ、5年といわず、ずっと異動情報として保存されることになります。

さて、あなたの消費者金融利用情報に「異動情報」として傷がついてしまったら、どうなってしまうのでしょうか。それをこれから見ていこうと思います。

■金融機関の利用が難しくなります
異動情報がついている人は、業者側からすると「要注意」となります。

つまり、貸し倒れなどのクレジットコスト(損失)のリスクが非常に高い人ということです。

金融機関としては、そうしたハイ・リスクな人にはできるだけお金を貸したくはありません。

そのため、お金を借りられることになったとしても、「小口高利」となってしまいます。

金融業界において、ハイ・リスクの人には小口の融資に高い金利というのが通例となっています。逆に、ロウ・リスクの人に対しては、大口の融資に低い金利を提供することができます。

信用力の高い(返済能力が高い)ロウ・リスクの人は、低金利で融資をしても採算をとることができますが、信用力の低い(返済能力が低い)ハイ・リスクの人に貸す場合は、そうはいきません。

そのため、金融機関の利用が難しくなります。

■賃貸住宅の審査が厳しくなります
通常、賃貸住宅を利用する際には保証会社を利用することになりますが、保証会社と契約を結ぶ際に、金融機関利用での異動情報がついていると、保証会社との契約が難しくなります。

異動情報のついている人は、夜逃げや家賃不払いなどのリスクがありますので、保証会社としても首を縦には振らないのです。

このように、「異動情報」がつくだけで社会的なペナルティーは大きいのです。金融商品を利用する際、できるだけ自分の利用歴に傷がつかないようにしたいものです。「健全」に利用していれば、特に問題はありませんので心配は無用です。

「健全な金融商品の利用」とは、延滞をしない・借りたお金をきちんと返す・支払い期日を守る・規約を守るなど当たり前のことをいいます。

普通に利用していれば、まず「異動情報」がつくことはないので大丈夫です。

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